BONOでUIUXデザインのスキルを身につけて転職したKeijiさんのインタビューです。
YouTubeチャンネルでは対談の全体を公開しているのでそちらをチェックしていただけるとより詳しくわかると思います。
──最初にKeiji君の自己紹介を簡単にお願いします。
「株式会社EngineerforceでUI/UXデザイナーをしておりますKeijiと申します。」
──Keijiさん、よろしくお願いします。
「よろしくお願いします。」
──Engineerforceという会社に転職できたそうですね。
「そうですね、BONOのおかげで!」
──ありがとうございます!その前はどんなお仕事をされていたんですか?
「その前はウェブ運用の会社でSES(System Engineering Service)みたいな感じで、一応ウェブディレクターみたいなのと、ちょっとだけUIデザイナーもやってました。」
──そこからデザインに興味を持って、「デザイナーになろう!」と思った?
「もともと『デザイナーになろう』と思ったのは、前の会社で日本のメーカーで海外営業していて、そこからデザインに行こうと思ったんです。」
「もともとデザインに興味があって、コロナがあってビジネスもストップしてしまって、自分で作り出していくようなことをしたいと思った時に、そこから始めました。」
──「作りたい」という気持ちが強かったんですね?
「機械のメーカーだったんですが、自分では『こうした方が良いのにな』というのができなかったので、少しもやもやがあって。自分でアイデアを出したり、作ったりできたらなと思っていました。」
──デザインの勉強を始めたのはいつ頃なんですか?
「2020年くらいです。」
──それはどういうきっかけだったんですか?
「メーカーに勤めていた時に、『ちょっとデザインの勉強をしてみよう』と思ったのがきっかけですね。それを機に夜間のグラフィックデザインの学校に通い始めました。」
「でも、勉強しているうちに『競合が多いし、自分の強みとして活かせないかもしれない』と感じて、勉強しているうちにUI/UXデザインにたどり着いて。」
「そこで、まずはUXデザイナーになろうと思ったんですよね。それから勉強を始めて、メーカーの会社からSESの会社に、UXデザイナーとして入ったんです。それが2022年の初めくらいです。ただ、SESでお客様に常駐する形だったので、経験不足で難しかったんです。そこで、一旦ウェブディレクターという形で常駐できたんですが、やっぱり『UI/UXがやりたい』という思いが強くなって。」
──その中でUIデザイナーへの転向を考えたんですか?
「はい。でも、UXよりもUIデザイナーの求人が多かったこともあり、『まずはUIからやってみよう』とおもって、再び勉強を始めました。」
──いざUXをやってみると、「自分でつくりたい」から程遠かったから、UIも含めて学び始めた感じですかね?
「おっしゃるとおりです!(笑)」
──結構すごい道のりですよね。よく諦めなかったと思います。
「人生一回きりなので、自分のやりたいことをしたいなって思いました。」
── UIをやろうと決めたのは、会社に入ってどれくらい経った頃ですか?
「ざっくり半年くらいですかね。なので、2022年の後半くらいです。」
──そこからEngineerforceに転職するまでの約2年間、どんな感じだったんですか?
「まずUIデザインの勉強をしようと思って、ネットで調べたり、自分で進めていました。当時所属していた会社にも『UIデザインをやりたい』と伝えたところ、トレーニング目的で3ヶ月間UIデザイナーとして実務経験を積ませてもらいました。」
「その後も他の企業に常駐したいと思ったんですが、やはり実務経験が浅かったので難しくて…。そこで改めて『どうやって実務経験を積むべきか』を考え直したところ、BONOに行きつきました。」
──しっかり学ぶ方法を模索している中で「BONO」と出会ったんですね?
「その時期はまだ会社に所属していたのですが、その会社に居続けるのも申し訳なかったので、退職した上でBONOに集中して勉強する決断をしました。」
「でも、こもりっきりだと精神的にきつくなるので、バイトはしていました。」
──ポートフォリオを作るに至るまで、勉強期間はどれくらいでしたか?
「全体的には、だいたい半年くらいですかね。一日の勉強時間は本当に波があって、数時間~8時間くらいでした。あと、バイトが体力を使う立ち仕事だったので、疲れちゃってました。」
──勉強期間の中で工夫としてよかった点はありますか?
「人間らしい生活を送ることですね。」
──なるほど!?(笑)
「というのも、社会とつながりを断ってしまうと病んでしまうんです。個人的に。なので、できるだけ外の世界を感じられるようにしていました。」
「カフェに出かけたり、バイトもそうですね。朝7時くらいに起きたりとか、不規則な生活にならないように気を付けていました。」
──デザイン学習で困ったことはありますか?
「良くあることだと思うんですけど、『完璧主義が崩せない』ということでずっと悩んでました。具体的には、作らずにずっと悩んでしまうんです。それがいちばん苦労したところです。」
「解決策としてやったのが、『Daily UI』という課題形式の練習が役立ちました。1日1つのお題を時間を決めて、『悩まず作れ!』という姿勢で作りきってました。そこから徐々に、悩まず作れるようになってきました。」
「ちなみに、BONOの学習を進める中でも、ロードマップを参考に期間を決めてやってたんですが、ちょっと悩んでズレてしまったりすることはありましたね。」
──「作らずに悩んでしまう」を抜け出すには?
「まず『悩まない』と心に決めて、悩み始めたら『悩み始めたことに気づく』みたいな感じですね。ある程度、期限を決めてやりぬくことが大事だと思います。」
──他にデザイン学習の点で心がけたことはありますか?
「あらゆるデザインを吸収する姿勢ですかね。例えば、展示会やイベントに行くとか、本を読むとかもそうですね。とにかく『デザインに囲まれる』ように生活すると、モチベーションも保ちやすいのかなと思います。」
「具体的にやったことは、Spectrum Tokyoというデザインイベントに参加したりとか。そういうイベントに参加すると、現場の人の話が聞けるんですよ。あとは、Twitterのフィードに流れてきて気になった本を読んでみるとか。」
「もちろんBONOをメインでやって、その上で色々取り入れていく感じでした。」
──なるほど。そのようにモチベーションを維持しつつ、ポートフォリオ作成までたどり着いたんですね?
「そうですね。」
──BONOを始めたきっかけは何ですか?
「一番は実践的なUI/UXデザイナーの動きが学べるところに魅力を感じたためです。前職では顧客に常駐して仕事をする会社におり、ディレクターからUIデザイナーを目指していました。」
「しかし実務がほぼ未経験なため、なかなか常駐できませんでした。そこで実務的なことを学べる場所を探していたところBONOを見つけ、始めてみました。 元々はYouTubeを拝見していたので、信頼は置いていました!」
──BONOでの学習を通じて、特に印象に残っている内容はありますか?
「特に印象に残っているのは自分の制作物に対してのカイさんのフィードバックですね。独学ではなかなか気づけないことなので、本当に参考になりました。」
「具体的には、『コンセプトに沿ったUIになっていない部分』を指摘していただいたり、『タブのタップ範囲の余白が設けられていない』部分などですね。また、Figmaのファイルもレイアウトの組み方が見えたのでよかったです。」
──BONOでの学習中に直面した課題はありますか?
「先ほどは『人間らしい生活をする』と答えましたが、それに加えて『集中力』の維持も課題だと思います。」
「それを解決するために行ったことは、ポモドーロタイマー(25分勉強して、5分休憩)、ノイズキャンセリングイヤホンの活用、朝の散歩などです。その結果、集中力を維持しやすい環境に持って行けたと思います。」
「あとは自己啓発書で読んだ『モチベーションは湧かないもの』としてとりあえずやる、ということも意識しましたね。」
──転職活動においては、BONOでの学びがどのように活かされましたか?
「ポートフォリオの内容としてはBONOのロードマップで作成した、音声SNS、情報設計、ゼロからサービスを掲載したり、ポートフォリオコンテンツのアドバイスに従って人柄が見えるようなものにしたりしました。」
「結果的に現在所属の会社の採用時には『人柄が見えてよかった』と言っていただけたので、ここでもBONOの学びが活きたと感じています!」
──転職後、実務でBONOでの学びが特に活きていると感じたことはありますか?
「そうですね。特に実務で活きているのはデザインのブラッシュアップのプロセスです。」
「デザインをとりあえず作って、自分でツッコミを入れて、改善していくというプロセスを体得したおかげでスピードと質が向上したと思っています。」
「実際に入社後すぐに、アプリの案件にメインデザイナーとしてアサインされたのですが、特に炎上することなく案件を進めることができました!」
──これからBONOの受講を考えている方へメッセージをお願いします!
「UIデザイナーを目指すにはBONOは受講したほうが良いと断言できますので、ぜひ飛び込んでみてください!周りにもことあるごとに勧めてます(笑)」
「あとは私と同じ、完璧主義の方で悩んでいる方に向けてですが、完璧主義の根底には『失敗を恐れる』ことにあると思っています。」
「私もメンタル的に強くなかったり、プライドが高かったりと失敗を避けてきたのですが、失敗はしないと成長しないことを最近になって学んできています。」
「なので、失敗=成長(良いこと)と意識して、とりあえず失敗作を作るぐらいの勢いでデザインを作り続けることが、完璧主義を打破する第一歩になります。」
「私も相当苦しみましたが、これで完璧主義から抜け出してきているので、どなたかの参考になれば幸いです。」
「私はUIデザイナーとして就職してから、後退していた前髪が前進してくるぐらい、今までの社会人経験の中で一番楽しいです!(笑)」
「そんな経験の第一歩をぜひBONOで!!」
──ポートフォリオにはどんな内容を載せたんですか?
「BONOのコンテンツで作ったものを一通り載せました。あとはDaily UIで作った作品とグラフィックデザイン時代の作品も載せました。」
──それらのポートフォリオを持って、どれくらい面接受けましたか?
「数で言うと、カジュアル面談も含めて25社くらいですかね。」
──そこからスムーズに行きましたか?
「いや、行かないですね(笑)。全然いかないです!」
──どう上手くいきませんでした?
「まず、カジュアル面談はWantedlyなどでお誘いいただくことは結構ありました。そこで、最初の方は『これ結構いけるんじゃないか』と思ってたんですよ。」
「そしたら全然いけなくて。カジュアル面談って本当に『お話』する感じで、採用までに進むことができなかったです。カジュアル面談で終わってしまうこともありましたし、一次面接で終わってしまうこともありました。」
「さらには、こちらからカジュアル面談のお願いをしても、お返事がいただけないことがあって。最初はそこで、心がやられてしまいました…。」
──その後、どうしましたか?
「それからポートフォリオをブラッシュアップしつつ、面接も並行してやっていました。ただ、面接が思うように進まなくて…。『実務経験がない』という部分ではずっと悩んでいて、やっぱりそれがないと厳しいのかなと思い始めて、そのときは諦めようと思っていました。」
「でも、諦めきれなくて。『あと2カ月くらい就職活動して、ダメなら他の仕事を探そう』とすることに決めたんです。そこで、Engineerforceの社長からたまたまお誘いをいただいて、面接を受けてみたら採用していただけました。」
──その社長からは何のプラットフォームでオファーが来たんですか?
「LinkedInです。」
──LinkedIn!すごいですね。
「LinkedInでメッセージが来ることがあるので見てはいたんですが、私もびっくりしました。」
──採用までたどり着くためのポイントはなんですか?
「とにかく数を受けるしかないと思いますね。タイミングもありますし、どこでどんな機会があるか分かりませんから。」
──ご自身の何が評価されたと思いますか?
「Webディレクターの経験もあったからか、『一通りできそう』と思ってもらえたんじゃないかなというのは感じてます。」
──どうやったら諦めずに進めると思いますか?
「私の場合は、『デザインの素晴らしさ』が推進力になったと思います。UIデザインを始める前から、デザインのことを知れる期間が数年あったので、そこでデザインの優しさや美しさを感じて、私の中で『デザインがしたい』という熱量がたまっていました。」
「自分がなぜデザインをしたいのかを追及して、様々なデザインに触れていくと、諦めずにずっと続けられるのかなと思います。」
──たしかにそうですね。そもそも何に興味があって、何が楽しいのかって大事ですよね。
「そうなんですよね。やはりそういうのが根底にないと、崩れやすいのかなとは思います。」
──Keiji君がデザインに対して、特に魅力的に感じる部分はありますか?
「デザインの概念自体が『優しい』と感じますね。誰かが悩んでいることに対して寄り添って、どうやって解決するかを考える。その概念自体に優しさが感じられて、好きなんです。」
──いいですね。自分なりに「デザインとは」を言語化できる能力も大事だと思います。
「前述しましたが、実際にポートフォリオにもそれを書いたんですが、採用時に『人柄が見えてよかった』といっていただけました。そういうところも大事にしていくと、より良いデザインができそうだなとは思います。」
──最後に、今後どんなデザインをしていきたいかなどあればお願いします。
「やはり、『人に寄り添って本質的な課題を解決できる』デザインをしていきたいです。」
──いいですね。やはりユーザーを見て、トライして、作って、当てていく。「諦めずに闘志燃やしていこうぜ」ということですね!
「はい!その通りです(笑)全部まとめていただきました。」
──今日はKeiji君のお話を聞いて、本当にたくさんの学びがありました。ありがとうございました!
「こちらこそありがとうございました!」
BONOでは、未経験からUIUXデザイナーを目指す方向けに学習コースやキャリアサポートを提供しています。
これまで50名以上が転職に成功しており、UIUXデザインの基礎から実践的な課題解決のアプローチまで、短期間で習得できる環境づくりを行っています。
UIUXデザイナーとしての第一歩を迷っている方は、ぜひBONOのコースも検討してみてください。
未経験からでも、基礎スキル×実践的な課題解決力×ポテンシャルを掛け合わせれば、あなたの新しいキャリアの扉を開くことができるはずです。
UIUXデザインコース
https://www.bo-no.design/rdm/roadmap-uiuxdesigner
BONOでUIUXデザインのスキルを身につけて転職したKeijiさんのインタビューです。
YouTubeチャンネルでは対談の全体を公開しているのでそちらをチェックしていただけるとより詳しくわかると思います。
──最初にKeiji君の自己紹介を簡単にお願いします。
「株式会社EngineerforceでUI/UXデザイナーをしておりますKeijiと申します。」
──Keijiさん、よろしくお願いします。
「よろしくお願いします。」
──Engineerforceという会社に転職できたそうですね。
「そうですね、BONOのおかげで!」
──ありがとうございます!その前はどんなお仕事をされていたんですか?
「その前はウェブ運用の会社でSES(System Engineering Service)みたいな感じで、一応ウェブディレクターみたいなのと、ちょっとだけUIデザイナーもやってました。」
──そこからデザインに興味を持って、「デザイナーになろう!」と思った?
「もともと『デザイナーになろう』と思ったのは、前の会社で日本のメーカーで海外営業していて、そこからデザインに行こうと思ったんです。」
「もともとデザインに興味があって、コロナがあってビジネスもストップしてしまって、自分で作り出していくようなことをしたいと思った時に、そこから始めました。」
──「作りたい」という気持ちが強かったんですね?
「機械のメーカーだったんですが、自分では『こうした方が良いのにな』というのができなかったので、少しもやもやがあって。自分でアイデアを出したり、作ったりできたらなと思っていました。」
──デザインの勉強を始めたのはいつ頃なんですか?
「2020年くらいです。」
──それはどういうきっかけだったんですか?
「メーカーに勤めていた時に、『ちょっとデザインの勉強をしてみよう』と思ったのがきっかけですね。それを機に夜間のグラフィックデザインの学校に通い始めました。」
「でも、勉強しているうちに『競合が多いし、自分の強みとして活かせないかもしれない』と感じて、勉強しているうちにUI/UXデザインにたどり着いて。」
「そこで、まずはUXデザイナーになろうと思ったんですよね。それから勉強を始めて、メーカーの会社からSESの会社に、UXデザイナーとして入ったんです。それが2022年の初めくらいです。ただ、SESでお客様に常駐する形だったので、経験不足で難しかったんです。そこで、一旦ウェブディレクターという形で常駐できたんですが、やっぱり『UI/UXがやりたい』という思いが強くなって。」
──その中でUIデザイナーへの転向を考えたんですか?
「はい。でも、UXよりもUIデザイナーの求人が多かったこともあり、『まずはUIからやってみよう』とおもって、再び勉強を始めました。」
──いざUXをやってみると、「自分でつくりたい」から程遠かったから、UIも含めて学び始めた感じですかね?
「おっしゃるとおりです!(笑)」
──結構すごい道のりですよね。よく諦めなかったと思います。
「人生一回きりなので、自分のやりたいことをしたいなって思いました。」
── UIをやろうと決めたのは、会社に入ってどれくらい経った頃ですか?
「ざっくり半年くらいですかね。なので、2022年の後半くらいです。」
──そこからEngineerforceに転職するまでの約2年間、どんな感じだったんですか?
「まずUIデザインの勉強をしようと思って、ネットで調べたり、自分で進めていました。当時所属していた会社にも『UIデザインをやりたい』と伝えたところ、トレーニング目的で3ヶ月間UIデザイナーとして実務経験を積ませてもらいました。」
「その後も他の企業に常駐したいと思ったんですが、やはり実務経験が浅かったので難しくて…。そこで改めて『どうやって実務経験を積むべきか』を考え直したところ、BONOに行きつきました。」
──しっかり学ぶ方法を模索している中で「BONO」と出会ったんですね?
「その時期はまだ会社に所属していたのですが、その会社に居続けるのも申し訳なかったので、退職した上でBONOに集中して勉強する決断をしました。」
「でも、こもりっきりだと精神的にきつくなるので、バイトはしていました。」
──ポートフォリオを作るに至るまで、勉強期間はどれくらいでしたか?
「全体的には、だいたい半年くらいですかね。一日の勉強時間は本当に波があって、数時間~8時間くらいでした。あと、バイトが体力を使う立ち仕事だったので、疲れちゃってました。」
──勉強期間の中で工夫としてよかった点はありますか?
「人間らしい生活を送ることですね。」
──なるほど!?(笑)
「というのも、社会とつながりを断ってしまうと病んでしまうんです。個人的に。なので、できるだけ外の世界を感じられるようにしていました。」
「カフェに出かけたり、バイトもそうですね。朝7時くらいに起きたりとか、不規則な生活にならないように気を付けていました。」
──デザイン学習で困ったことはありますか?
「良くあることだと思うんですけど、『完璧主義が崩せない』ということでずっと悩んでました。具体的には、作らずにずっと悩んでしまうんです。それがいちばん苦労したところです。」
「解決策としてやったのが、『Daily UI』という課題形式の練習が役立ちました。1日1つのお題を時間を決めて、『悩まず作れ!』という姿勢で作りきってました。そこから徐々に、悩まず作れるようになってきました。」
「ちなみに、BONOの学習を進める中でも、ロードマップを参考に期間を決めてやってたんですが、ちょっと悩んでズレてしまったりすることはありましたね。」
──「作らずに悩んでしまう」を抜け出すには?
「まず『悩まない』と心に決めて、悩み始めたら『悩み始めたことに気づく』みたいな感じですね。ある程度、期限を決めてやりぬくことが大事だと思います。」
──他にデザイン学習の点で心がけたことはありますか?
「あらゆるデザインを吸収する姿勢ですかね。例えば、展示会やイベントに行くとか、本を読むとかもそうですね。とにかく『デザインに囲まれる』ように生活すると、モチベーションも保ちやすいのかなと思います。」
「具体的にやったことは、Spectrum Tokyoというデザインイベントに参加したりとか。そういうイベントに参加すると、現場の人の話が聞けるんですよ。あとは、Twitterのフィードに流れてきて気になった本を読んでみるとか。」
「もちろんBONOをメインでやって、その上で色々取り入れていく感じでした。」
──なるほど。そのようにモチベーションを維持しつつ、ポートフォリオ作成までたどり着いたんですね?
「そうですね。」
──BONOを始めたきっかけは何ですか?
「一番は実践的なUI/UXデザイナーの動きが学べるところに魅力を感じたためです。前職では顧客に常駐して仕事をする会社におり、ディレクターからUIデザイナーを目指していました。」
「しかし実務がほぼ未経験なため、なかなか常駐できませんでした。そこで実務的なことを学べる場所を探していたところBONOを見つけ、始めてみました。 元々はYouTubeを拝見していたので、信頼は置いていました!」
──BONOでの学習を通じて、特に印象に残っている内容はありますか?
「特に印象に残っているのは自分の制作物に対してのカイさんのフィードバックですね。独学ではなかなか気づけないことなので、本当に参考になりました。」
「具体的には、『コンセプトに沿ったUIになっていない部分』を指摘していただいたり、『タブのタップ範囲の余白が設けられていない』部分などですね。また、Figmaのファイルもレイアウトの組み方が見えたのでよかったです。」
──BONOでの学習中に直面した課題はありますか?
「先ほどは『人間らしい生活をする』と答えましたが、それに加えて『集中力』の維持も課題だと思います。」
「それを解決するために行ったことは、ポモドーロタイマー(25分勉強して、5分休憩)、ノイズキャンセリングイヤホンの活用、朝の散歩などです。その結果、集中力を維持しやすい環境に持って行けたと思います。」
「あとは自己啓発書で読んだ『モチベーションは湧かないもの』としてとりあえずやる、ということも意識しましたね。」
──転職活動においては、BONOでの学びがどのように活かされましたか?
「ポートフォリオの内容としてはBONOのロードマップで作成した、音声SNS、情報設計、ゼロからサービスを掲載したり、ポートフォリオコンテンツのアドバイスに従って人柄が見えるようなものにしたりしました。」
「結果的に現在所属の会社の採用時には『人柄が見えてよかった』と言っていただけたので、ここでもBONOの学びが活きたと感じています!」
──転職後、実務でBONOでの学びが特に活きていると感じたことはありますか?
「そうですね。特に実務で活きているのはデザインのブラッシュアップのプロセスです。」
「デザインをとりあえず作って、自分でツッコミを入れて、改善していくというプロセスを体得したおかげでスピードと質が向上したと思っています。」
「実際に入社後すぐに、アプリの案件にメインデザイナーとしてアサインされたのですが、特に炎上することなく案件を進めることができました!」
──これからBONOの受講を考えている方へメッセージをお願いします!
「UIデザイナーを目指すにはBONOは受講したほうが良いと断言できますので、ぜひ飛び込んでみてください!周りにもことあるごとに勧めてます(笑)」
「あとは私と同じ、完璧主義の方で悩んでいる方に向けてですが、完璧主義の根底には『失敗を恐れる』ことにあると思っています。」
「私もメンタル的に強くなかったり、プライドが高かったりと失敗を避けてきたのですが、失敗はしないと成長しないことを最近になって学んできています。」
「なので、失敗=成長(良いこと)と意識して、とりあえず失敗作を作るぐらいの勢いでデザインを作り続けることが、完璧主義を打破する第一歩になります。」
「私も相当苦しみましたが、これで完璧主義から抜け出してきているので、どなたかの参考になれば幸いです。」
「私はUIデザイナーとして就職してから、後退していた前髪が前進してくるぐらい、今までの社会人経験の中で一番楽しいです!(笑)」
「そんな経験の第一歩をぜひBONOで!!」
──ポートフォリオにはどんな内容を載せたんですか?
「BONOのコンテンツで作ったものを一通り載せました。あとはDaily UIで作った作品とグラフィックデザイン時代の作品も載せました。」
──それらのポートフォリオを持って、どれくらい面接受けましたか?
「数で言うと、カジュアル面談も含めて25社くらいですかね。」
──そこからスムーズに行きましたか?
「いや、行かないですね(笑)。全然いかないです!」
──どう上手くいきませんでした?
「まず、カジュアル面談はWantedlyなどでお誘いいただくことは結構ありました。そこで、最初の方は『これ結構いけるんじゃないか』と思ってたんですよ。」
「そしたら全然いけなくて。カジュアル面談って本当に『お話』する感じで、採用までに進むことができなかったです。カジュアル面談で終わってしまうこともありましたし、一次面接で終わってしまうこともありました。」
「さらには、こちらからカジュアル面談のお願いをしても、お返事がいただけないことがあって。最初はそこで、心がやられてしまいました…。」
──その後、どうしましたか?
「それからポートフォリオをブラッシュアップしつつ、面接も並行してやっていました。ただ、面接が思うように進まなくて…。『実務経験がない』という部分ではずっと悩んでいて、やっぱりそれがないと厳しいのかなと思い始めて、そのときは諦めようと思っていました。」
「でも、諦めきれなくて。『あと2カ月くらい就職活動して、ダメなら他の仕事を探そう』とすることに決めたんです。そこで、Engineerforceの社長からたまたまお誘いをいただいて、面接を受けてみたら採用していただけました。」
──その社長からは何のプラットフォームでオファーが来たんですか?
「LinkedInです。」
──LinkedIn!すごいですね。
「LinkedInでメッセージが来ることがあるので見てはいたんですが、私もびっくりしました。」
──採用までたどり着くためのポイントはなんですか?
「とにかく数を受けるしかないと思いますね。タイミングもありますし、どこでどんな機会があるか分かりませんから。」
──ご自身の何が評価されたと思いますか?
「Webディレクターの経験もあったからか、『一通りできそう』と思ってもらえたんじゃないかなというのは感じてます。」
──どうやったら諦めずに進めると思いますか?
「私の場合は、『デザインの素晴らしさ』が推進力になったと思います。UIデザインを始める前から、デザインのことを知れる期間が数年あったので、そこでデザインの優しさや美しさを感じて、私の中で『デザインがしたい』という熱量がたまっていました。」
「自分がなぜデザインをしたいのかを追及して、様々なデザインに触れていくと、諦めずにずっと続けられるのかなと思います。」
──たしかにそうですね。そもそも何に興味があって、何が楽しいのかって大事ですよね。
「そうなんですよね。やはりそういうのが根底にないと、崩れやすいのかなとは思います。」
──Keiji君がデザインに対して、特に魅力的に感じる部分はありますか?
「デザインの概念自体が『優しい』と感じますね。誰かが悩んでいることに対して寄り添って、どうやって解決するかを考える。その概念自体に優しさが感じられて、好きなんです。」
──いいですね。自分なりに「デザインとは」を言語化できる能力も大事だと思います。
「前述しましたが、実際にポートフォリオにもそれを書いたんですが、採用時に『人柄が見えてよかった』といっていただけました。そういうところも大事にしていくと、より良いデザインができそうだなとは思います。」
──最後に、今後どんなデザインをしていきたいかなどあればお願いします。
「やはり、『人に寄り添って本質的な課題を解決できる』デザインをしていきたいです。」
──いいですね。やはりユーザーを見て、トライして、作って、当てていく。「諦めずに闘志燃やしていこうぜ」ということですね!
「はい!その通りです(笑)全部まとめていただきました。」
──今日はKeiji君のお話を聞いて、本当にたくさんの学びがありました。ありがとうございました!
「こちらこそありがとうございました!」
BONOでは、未経験からUIUXデザイナーを目指す方向けに学習コースやキャリアサポートを提供しています。
これまで50名以上が転職に成功しており、UIUXデザインの基礎から実践的な課題解決のアプローチまで、短期間で習得できる環境づくりを行っています。
UIUXデザイナーとしての第一歩を迷っている方は、ぜひBONOのコースも検討してみてください。
未経験からでも、基礎スキル×実践的な課題解決力×ポテンシャルを掛け合わせれば、あなたの新しいキャリアの扉を開くことができるはずです。
UIUXデザインコース
https://www.bo-no.design/rdm/roadmap-uiuxdesigner
BONOでUIUXデザインのスキルを身につけて転職したKeijiさんのインタビューです。
YouTubeチャンネルでは対談の全体を公開しているのでそちらをチェックしていただけるとより詳しくわかると思います。
──最初にKeiji君の自己紹介を簡単にお願いします。
「株式会社EngineerforceでUI/UXデザイナーをしておりますKeijiと申します。」
──Keijiさん、よろしくお願いします。
「よろしくお願いします。」
──Engineerforceという会社に転職できたそうですね。
「そうですね、BONOのおかげで!」
──ありがとうございます!その前はどんなお仕事をされていたんですか?
「その前はウェブ運用の会社でSES(System Engineering Service)みたいな感じで、一応ウェブディレクターみたいなのと、ちょっとだけUIデザイナーもやってました。」
──そこからデザインに興味を持って、「デザイナーになろう!」と思った?
「もともと『デザイナーになろう』と思ったのは、前の会社で日本のメーカーで海外営業していて、そこからデザインに行こうと思ったんです。」
「もともとデザインに興味があって、コロナがあってビジネスもストップしてしまって、自分で作り出していくようなことをしたいと思った時に、そこから始めました。」
──「作りたい」という気持ちが強かったんですね?
「機械のメーカーだったんですが、自分では『こうした方が良いのにな』というのができなかったので、少しもやもやがあって。自分でアイデアを出したり、作ったりできたらなと思っていました。」
──デザインの勉強を始めたのはいつ頃なんですか?
「2020年くらいです。」
──それはどういうきっかけだったんですか?
「メーカーに勤めていた時に、『ちょっとデザインの勉強をしてみよう』と思ったのがきっかけですね。それを機に夜間のグラフィックデザインの学校に通い始めました。」
「でも、勉強しているうちに『競合が多いし、自分の強みとして活かせないかもしれない』と感じて、勉強しているうちにUI/UXデザインにたどり着いて。」
「そこで、まずはUXデザイナーになろうと思ったんですよね。それから勉強を始めて、メーカーの会社からSESの会社に、UXデザイナーとして入ったんです。それが2022年の初めくらいです。ただ、SESでお客様に常駐する形だったので、経験不足で難しかったんです。そこで、一旦ウェブディレクターという形で常駐できたんですが、やっぱり『UI/UXがやりたい』という思いが強くなって。」
──その中でUIデザイナーへの転向を考えたんですか?
「はい。でも、UXよりもUIデザイナーの求人が多かったこともあり、『まずはUIからやってみよう』とおもって、再び勉強を始めました。」
──いざUXをやってみると、「自分でつくりたい」から程遠かったから、UIも含めて学び始めた感じですかね?
「おっしゃるとおりです!(笑)」
──結構すごい道のりですよね。よく諦めなかったと思います。
「人生一回きりなので、自分のやりたいことをしたいなって思いました。」
── UIをやろうと決めたのは、会社に入ってどれくらい経った頃ですか?
「ざっくり半年くらいですかね。なので、2022年の後半くらいです。」
──そこからEngineerforceに転職するまでの約2年間、どんな感じだったんですか?
「まずUIデザインの勉強をしようと思って、ネットで調べたり、自分で進めていました。当時所属していた会社にも『UIデザインをやりたい』と伝えたところ、トレーニング目的で3ヶ月間UIデザイナーとして実務経験を積ませてもらいました。」
「その後も他の企業に常駐したいと思ったんですが、やはり実務経験が浅かったので難しくて…。そこで改めて『どうやって実務経験を積むべきか』を考え直したところ、BONOに行きつきました。」
──しっかり学ぶ方法を模索している中で「BONO」と出会ったんですね?
「その時期はまだ会社に所属していたのですが、その会社に居続けるのも申し訳なかったので、退職した上でBONOに集中して勉強する決断をしました。」
「でも、こもりっきりだと精神的にきつくなるので、バイトはしていました。」
──ポートフォリオを作るに至るまで、勉強期間はどれくらいでしたか?
「全体的には、だいたい半年くらいですかね。一日の勉強時間は本当に波があって、数時間~8時間くらいでした。あと、バイトが体力を使う立ち仕事だったので、疲れちゃってました。」
──勉強期間の中で工夫としてよかった点はありますか?
「人間らしい生活を送ることですね。」
──なるほど!?(笑)
「というのも、社会とつながりを断ってしまうと病んでしまうんです。個人的に。なので、できるだけ外の世界を感じられるようにしていました。」
「カフェに出かけたり、バイトもそうですね。朝7時くらいに起きたりとか、不規則な生活にならないように気を付けていました。」
──デザイン学習で困ったことはありますか?
「良くあることだと思うんですけど、『完璧主義が崩せない』ということでずっと悩んでました。具体的には、作らずにずっと悩んでしまうんです。それがいちばん苦労したところです。」
「解決策としてやったのが、『Daily UI』という課題形式の練習が役立ちました。1日1つのお題を時間を決めて、『悩まず作れ!』という姿勢で作りきってました。そこから徐々に、悩まず作れるようになってきました。」
「ちなみに、BONOの学習を進める中でも、ロードマップを参考に期間を決めてやってたんですが、ちょっと悩んでズレてしまったりすることはありましたね。」
──「作らずに悩んでしまう」を抜け出すには?
「まず『悩まない』と心に決めて、悩み始めたら『悩み始めたことに気づく』みたいな感じですね。ある程度、期限を決めてやりぬくことが大事だと思います。」
──他にデザイン学習の点で心がけたことはありますか?
「あらゆるデザインを吸収する姿勢ですかね。例えば、展示会やイベントに行くとか、本を読むとかもそうですね。とにかく『デザインに囲まれる』ように生活すると、モチベーションも保ちやすいのかなと思います。」
「具体的にやったことは、Spectrum Tokyoというデザインイベントに参加したりとか。そういうイベントに参加すると、現場の人の話が聞けるんですよ。あとは、Twitterのフィードに流れてきて気になった本を読んでみるとか。」
「もちろんBONOをメインでやって、その上で色々取り入れていく感じでした。」
──なるほど。そのようにモチベーションを維持しつつ、ポートフォリオ作成までたどり着いたんですね?
「そうですね。」
──BONOを始めたきっかけは何ですか?
「一番は実践的なUI/UXデザイナーの動きが学べるところに魅力を感じたためです。前職では顧客に常駐して仕事をする会社におり、ディレクターからUIデザイナーを目指していました。」
「しかし実務がほぼ未経験なため、なかなか常駐できませんでした。そこで実務的なことを学べる場所を探していたところBONOを見つけ、始めてみました。 元々はYouTubeを拝見していたので、信頼は置いていました!」
──BONOでの学習を通じて、特に印象に残っている内容はありますか?
「特に印象に残っているのは自分の制作物に対してのカイさんのフィードバックですね。独学ではなかなか気づけないことなので、本当に参考になりました。」
「具体的には、『コンセプトに沿ったUIになっていない部分』を指摘していただいたり、『タブのタップ範囲の余白が設けられていない』部分などですね。また、Figmaのファイルもレイアウトの組み方が見えたのでよかったです。」
──BONOでの学習中に直面した課題はありますか?
「先ほどは『人間らしい生活をする』と答えましたが、それに加えて『集中力』の維持も課題だと思います。」
「それを解決するために行ったことは、ポモドーロタイマー(25分勉強して、5分休憩)、ノイズキャンセリングイヤホンの活用、朝の散歩などです。その結果、集中力を維持しやすい環境に持って行けたと思います。」
「あとは自己啓発書で読んだ『モチベーションは湧かないもの』としてとりあえずやる、ということも意識しましたね。」
──転職活動においては、BONOでの学びがどのように活かされましたか?
「ポートフォリオの内容としてはBONOのロードマップで作成した、音声SNS、情報設計、ゼロからサービスを掲載したり、ポートフォリオコンテンツのアドバイスに従って人柄が見えるようなものにしたりしました。」
「結果的に現在所属の会社の採用時には『人柄が見えてよかった』と言っていただけたので、ここでもBONOの学びが活きたと感じています!」
──転職後、実務でBONOでの学びが特に活きていると感じたことはありますか?
「そうですね。特に実務で活きているのはデザインのブラッシュアップのプロセスです。」
「デザインをとりあえず作って、自分でツッコミを入れて、改善していくというプロセスを体得したおかげでスピードと質が向上したと思っています。」
「実際に入社後すぐに、アプリの案件にメインデザイナーとしてアサインされたのですが、特に炎上することなく案件を進めることができました!」
──これからBONOの受講を考えている方へメッセージをお願いします!
「UIデザイナーを目指すにはBONOは受講したほうが良いと断言できますので、ぜひ飛び込んでみてください!周りにもことあるごとに勧めてます(笑)」
「あとは私と同じ、完璧主義の方で悩んでいる方に向けてですが、完璧主義の根底には『失敗を恐れる』ことにあると思っています。」
「私もメンタル的に強くなかったり、プライドが高かったりと失敗を避けてきたのですが、失敗はしないと成長しないことを最近になって学んできています。」
「なので、失敗=成長(良いこと)と意識して、とりあえず失敗作を作るぐらいの勢いでデザインを作り続けることが、完璧主義を打破する第一歩になります。」
「私も相当苦しみましたが、これで完璧主義から抜け出してきているので、どなたかの参考になれば幸いです。」
「私はUIデザイナーとして就職してから、後退していた前髪が前進してくるぐらい、今までの社会人経験の中で一番楽しいです!(笑)」
「そんな経験の第一歩をぜひBONOで!!」
──ポートフォリオにはどんな内容を載せたんですか?
「BONOのコンテンツで作ったものを一通り載せました。あとはDaily UIで作った作品とグラフィックデザイン時代の作品も載せました。」
──それらのポートフォリオを持って、どれくらい面接受けましたか?
「数で言うと、カジュアル面談も含めて25社くらいですかね。」
──そこからスムーズに行きましたか?
「いや、行かないですね(笑)。全然いかないです!」
──どう上手くいきませんでした?
「まず、カジュアル面談はWantedlyなどでお誘いいただくことは結構ありました。そこで、最初の方は『これ結構いけるんじゃないか』と思ってたんですよ。」
「そしたら全然いけなくて。カジュアル面談って本当に『お話』する感じで、採用までに進むことができなかったです。カジュアル面談で終わってしまうこともありましたし、一次面接で終わってしまうこともありました。」
「さらには、こちらからカジュアル面談のお願いをしても、お返事がいただけないことがあって。最初はそこで、心がやられてしまいました…。」
──その後、どうしましたか?
「それからポートフォリオをブラッシュアップしつつ、面接も並行してやっていました。ただ、面接が思うように進まなくて…。『実務経験がない』という部分ではずっと悩んでいて、やっぱりそれがないと厳しいのかなと思い始めて、そのときは諦めようと思っていました。」
「でも、諦めきれなくて。『あと2カ月くらい就職活動して、ダメなら他の仕事を探そう』とすることに決めたんです。そこで、Engineerforceの社長からたまたまお誘いをいただいて、面接を受けてみたら採用していただけました。」
──その社長からは何のプラットフォームでオファーが来たんですか?
「LinkedInです。」
──LinkedIn!すごいですね。
「LinkedInでメッセージが来ることがあるので見てはいたんですが、私もびっくりしました。」
──採用までたどり着くためのポイントはなんですか?
「とにかく数を受けるしかないと思いますね。タイミングもありますし、どこでどんな機会があるか分かりませんから。」
──ご自身の何が評価されたと思いますか?
「Webディレクターの経験もあったからか、『一通りできそう』と思ってもらえたんじゃないかなというのは感じてます。」
──どうやったら諦めずに進めると思いますか?
「私の場合は、『デザインの素晴らしさ』が推進力になったと思います。UIデザインを始める前から、デザインのことを知れる期間が数年あったので、そこでデザインの優しさや美しさを感じて、私の中で『デザインがしたい』という熱量がたまっていました。」
「自分がなぜデザインをしたいのかを追及して、様々なデザインに触れていくと、諦めずにずっと続けられるのかなと思います。」
──たしかにそうですね。そもそも何に興味があって、何が楽しいのかって大事ですよね。
「そうなんですよね。やはりそういうのが根底にないと、崩れやすいのかなとは思います。」
──Keiji君がデザインに対して、特に魅力的に感じる部分はありますか?
「デザインの概念自体が『優しい』と感じますね。誰かが悩んでいることに対して寄り添って、どうやって解決するかを考える。その概念自体に優しさが感じられて、好きなんです。」
──いいですね。自分なりに「デザインとは」を言語化できる能力も大事だと思います。
「前述しましたが、実際にポートフォリオにもそれを書いたんですが、採用時に『人柄が見えてよかった』といっていただけました。そういうところも大事にしていくと、より良いデザインができそうだなとは思います。」
──最後に、今後どんなデザインをしていきたいかなどあればお願いします。
「やはり、『人に寄り添って本質的な課題を解決できる』デザインをしていきたいです。」
──いいですね。やはりユーザーを見て、トライして、作って、当てていく。「諦めずに闘志燃やしていこうぜ」ということですね!
「はい!その通りです(笑)全部まとめていただきました。」
──今日はKeiji君のお話を聞いて、本当にたくさんの学びがありました。ありがとうございました!
「こちらこそありがとうございました!」
BONOでは、未経験からUIUXデザイナーを目指す方向けに学習コースやキャリアサポートを提供しています。
これまで50名以上が転職に成功しており、UIUXデザインの基礎から実践的な課題解決のアプローチまで、短期間で習得できる環境づくりを行っています。
UIUXデザイナーとしての第一歩を迷っている方は、ぜひBONOのコースも検討してみてください。
未経験からでも、基礎スキル×実践的な課題解決力×ポテンシャルを掛け合わせれば、あなたの新しいキャリアの扉を開くことができるはずです。
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