ここではUI/UXデザイナーに未経験でなるための方法をまとめていきたいと思います。
具体的な勉強法は、BONOのものを紹介していますが、ポイント自体はBONO関係なく事実だと考えているものを現場経験10年目とこれまで20人を超える未経験転職を見て来た立場からまとめたいと思います。
UI/UXデザインは、ユーザーを主語にした最適なUI(ユーザーインターフェイス)をデザインし、それを体験に変える仕事です。ソフトウェアを作るためのデザインであり、単に見て終わるウェブサイトではなく、ユーザーが操作してメリットを感じるウェブサービスをデザインする分野です。
UI/UXデザインでは、誰がいつ使うものかを考え、最適なUIの形をアイデアとして提出し、それを決定する力が求められます。例えば新機能をデザインする際には、その新機能を誰が使うのかを把握し、それに適した「画面の流れ」「UIの配置」「見た目」のアイデアを出し、最終的な形にする必要があります。ただ指示通りに見た目を作るだけの人は、価値が低いと見なされます。
では、なぜUI/UXデザインには3つの基礎が必要なのでしょうか。それは、見た目だけでなく、要件やユーザーのためにデザインをし、サービス価値を作るためです。UI/UXデザイナーになるためには最低限、顧客目線で要件を把握し、要件に合ったUIのアイデアと方向性を決め、使いやすいUIの詳細をデザインする、という3つの基礎が必要です。この3つのスキルとは「ビジュアル」「情報設計」「顧客理解」です。
UI/UXデザインの学習には、「ビジュアルデザイン」「インタラクションデザイン」「ユーザーエクスペリエンス」の三つの基礎スキルが必須となります。これらの要素が一つでも欠けると、実務上で「UI/UXの理解が足りない」と見なされ、採用される確率が大きく下がります。
ビジュアルデザインとは、視覚的に魅力的で使いやすいインターフェースを設計するスキルを指します。配色の超基本、UIで使うタイポグラフィ、UIレイアウトのをどう組むか?などなど見た目をデザインする上で必要な知識をの基本を身につける必要があります。
例えば以下のような項目の基本を学んでいく必要があります
多くはグラフィックデザインの基本原則と同じで、それらを効果的に活用してユーザーにとって魅力的で直感的なUIを作り出す能力が求められます。
インタラクションデザインとは、簡単にいうと”使いやすいUIの形”を決めるプロセスの肝です。
ユーザーのやりたいことや使うシーンに沿ったUIの形をデザインするプロセスです。ユーザーがUI、プロダクトとどのように関わるのか、ユーザーの要求にどのように反応するのかを決定します。
例えば以下のような項目の基本を学ぶ必要があります
ユーザーを主語に”何がUIの要素として必要か”、”どういう画面フローになるのか”、”どういうレイアウトが適切か”などを適切に設計し、ユーザーがプロダクトを使いやすく、感じ良く操作できる体験をデザインするスキルが必要になります。
ユーザーエクスペリエンスは、ユーザーを主語に製品やサービスを通じてユーザーが得る体験を考え、ユーザーにとっての価値を定義するスキルです。概念とはとても広く、あえて区切るとこのような切り方ができます。まず基礎として学ぶべきは「サービスUX」を意識した「プロダクトUX」です。
▼ UXデザインの分類
使いやすいUIを考えるにはUIを見ていてもダメ
使いやすい、とは誰が決めるのでしょうか?それは紛れもなく使い手であるユーザーです。では使いやすいとどうすれば感じるでしょうか?それはユーザーが求めるものがサービスを通して返ってきたり、サービスを使うユースケースと合致しているからそう感じるのです。
単純にUIそのもののクオリティが高くてもユーザーと合致しないと良い体験、価値をデザインすることは難しくなります。
そのため顧客理解について学ぶ必要がUIを作るUIデザイナーにも必要になります。ここで伝えたいUXの基本を学ぶとはこの顧客理解の超基本のやり方、理解することでUIがどう変わるのか?を学ぶことです。決して完璧にUXをマスターする必要はありません。が、顧客中心で全てが変わることを理解する必要があります。
以上の3つの基礎の基本部分を習得することでUI/UXデザイナーとしてユーザーを向いたUIを作る土台を作り上げることができます。この状態の人材を現場は求めています。
BONOではロードマップに掲載している3つの基礎コースに沿ってこのスキルの習得にチャレンジすることができます。
⏩ BONO 未経験からUI/UXデザイナーになるロードマップ
https://www.bo-no.design/rdm/roadmap-uiuxdesigner2
UI/UXデザイナーとして採用されるには「ポートフォリオ」が必要です。これはあなたのスキルと経験を示すためのもので、あなたが何を作り出せるのか、どのような思考プロセスを持っているのかを示すツールです。
動画でポートフォリオの作り方、何が必要か、具体的な完成イメージを解説しています。
ぜひご覧ください。
⏩ 実物見せます!!未経験からUI/UXデザイナーになるポートフォリオのつくり方。
https://www.bo-no.design/contents/portfolio-01
ポートフォリオとは:デザイナーの作品集であり、それぞれのプロジェクトの説明とともに、あなたのデザインスキルとプロセスを展示します。これにより、雇用者はあなたの能力と適性を評価することができます。
何を見せる必要があるのか:UI/UXデザインの3つの基礎、すなわち「ビジュアルデザイン」、「情報設計」、「ユーザー理解」を示すデザインのアウトプットが必要です。これらを示すアウトプットをデザインしましょう。
ポートフォリオの点数 / 載せるもの:特に決まりはありませんが、3つのスキルを示すアウトプットがそれぞれ最低1つずつあるのが望ましいです。具体的には、デザインアウトプットと、デザインへの興味がわかるブログなどを載せましょう。ブログでは、どのように学習をしてきたのか、読んだ本から何を学んだのか、なぜデザイナーを目指したのか、どんなデザインをしたいのかなどを書くと良いでしょう。
BONOのロードマップでポートフォリオ作成に必要なスキルをつけることができますBONOのロードマップは、このポートフォリオを作成することを目標に、基礎を学ぶデザインコースで構成されています。このアウトプットを作成するための道筋やトレーニング方法を探している方は、ロードマップを検討してみてください。
まずはツールに慣れ、UIを真似するところからはじめましょう。BONOの「ロードマップ」の「はじめてのUIコース」ではほぼ無料でこれらの内容をしっかり取り組むことができます。
⏩ 「はじめてのUIコース」
https://www.bo-no.design/corse/uistarter
1)ツールの使い方からはじめよう:
UI/UXデザインをやるなら「Figma」というツールがおすすめです。UI/UXデザインはシステムをベースに作っていく側面が強く、Figmaはそこに強い機能が多く備わっています。今からはじめるなら「Figma」をはじめましょう。ロードマップ:「はじめてのUI」ではFigmaコースを扱っています。無料で誰でも今日から始めることができます。
2)ツールに慣れUIを真似して作る:
一通りツールについて理解できたら、UIを真似して作ってみましょう。この目的は、さらにツールに慣れることと、UIビジュアルの作り方を身につけることです。ツールを扱うスピードが遅いとデザインをするのが億劫になるので、まずはツールに慣れましょう。
3)慣れてきたら次のステップへ3つの基礎に取り組もう:
「ビジュアル」「情報設計」「顧客理解」の3つをそれぞれ学習して身につけることが次のステップです。
ツールに慣れたら本格的に3つの基礎を学びましょう。学び方を簡単に解説してみました。参考にしてみてください。BONOではこの3つの基礎をそれぞれのデザインコースで学ぶことができます。
UIにおけるビジュアルデザインの基礎は、視覚的な美しさだけでなく、理解を促進するためのビジュアル要素(色、形、レイアウトなど)のデザイン方法を学ぶ必要があります。またUI特有の基本的なUIパターンや、繰り返し使うUIパーツの考え方などにも触れる必要があります。
⏩ BONOでは「UIビジュアルコース」でこのスキルを学ぶことができます
https://www.bo-no.design/corse/uivisualstarter
▼ 学ぶ方法の例
ユーザーや要件の内容を把握して、UIに必要な情報や機能、ページ構成を整理し、ユーザーが求めるUIをデザインする手法です。整理する手法やポイント、そこからUIのアイデアを出して自分で検討する方法を学びつつ実践して身につける必要があります。
⏩ BONOでは「情報設計コース」でこのスキルを学ぶことができます。
https://www.bo-no.design/corse/infomationarchitecturebignner
▼ 学ぶ方法の例:
ユーザーのニーズと行動を理解し、顧客理解を通してユーザーにとって”価値”のあるデザインのアイデアを考え、UIで具体的な形を定義するスキルになります。肝は「ユーザー理解」と「具体物の形」をつなぎ合わせる基本的な概念、考え方を理解して実践することになります。
形で見えづらく独学で身につけるのが難しい分野ではありますが、実際に顧客を定めヒアリングを行い、ユーザー価値に関係するユーザー情報(ユーザーのゴール、行動、課題、ニーズ)などをまとめたり、ユーザーストーリを定義する手法を学び実践することで基礎部分を身につけることが可能です。
⏩ BONOでは「UX入門コース」でこのスキルを学ぶことができます。
https://www.bo-no.design/corse/uxbeginnercourse
▼ 学ぶ方法/内容の例
正直全くデザインをやってきてなかったり、PC作業もそこまでやってきたわけではない人は、かなり時間的な投資をする必要があります。
「学習のコツ」でも書いていますが、新しいスキルというのは時間をかけたら素直に伸び始めません。軌道に乗るために多くの時間と量の投資が必要になります。そのため時間をかける必要があります。
ちまたでは「2ヶ月でWebデザイナーに〜」なんて広告も見ます。これはただの作業として”デザイン”ができたら仕事が得られるかもね?という話です。しかもその案件がいっぱいあるわけでもないと思います。
UI/UXデザイナーはユーザーや目的を考えてそこからアイデアを出しデザインをすることが求められます。ただの作業者ではなくサービスやユーザーさんに貢献できる、将来的にそういう風に育っていく人、と見られることで採用されます。そのためしっかり基礎を身につけていることが重要ですし、会社や仕事を始めた後も自分から能動的に仕事/デザインをすることができるため、自分の仕事もハッピーになりやすいと考えています。
どれぐらい勉強すればいいんですか?に答えはなく、人によるのですが、1年で未経験からデザイナーになるなら、最低このように考えています。
新しい分野、わからないことが多い分野の勉強は最初が本当に辛いと思います。なぜなら全くできないからです。カイクンも自力でサービスを構築するためバックエンドとフロントエンドのコードを学んでますがマジで辛いです笑 ただ半年ぐらい経ってようやく自分で考えて調べて試すことができるようになってきました。こうなると楽しくなってきます。
この状態に至るまでが時間がかかります。その意味でも新しい分野で楽しみを得るまでに一定の学習量が求められると考えています。なので目安は目安なのでやる気がある方なら精神と相談しながらデザインの沼にどっぷりハマってみてください。
デザインはAI時代にも僕は死なないと思ってますし、デジタルにも詳しくなれるので、そういう分野を今までやってきてない人にとっては投資する価値は強いかなと思ったりしています。
デザイナーになるというと未経験で転職できるのかな…と思うかもしれませんが、全然大丈夫です。実務経験があるなしより、ちゃんとスキルがあるのか?を採用面接ではみられます。スキルはBONOで定義している3つの基礎のことです。Webデザインやグラフィックデザインでの実務経験があったり、またはUIデザインちょっとしたことあります、という人でもこの3つの基礎がないと採用確率は低くなってしまいます。
理由としては”現場で動けるデザイナー像”を想像しづらいからです。詳しくは「UI/UXデザイナーになるには?」をご覧ください。
3つの基礎を学びポートフォリオをしっかり準備すれば未経験でも採用されます。証拠としてはBONOを運営してきて実際に現場未経験でも採用されるメンバーが多く存在しています。BONOを使って未経験からデザイナーになった人たちの声をこちらのページに掲載しているのでぜひチェックしてみてください。
⏩ 未経験で転職した人のインタビュー
https://takumikai.notion.site/2d06164945b5435e9f17befd309a4070
UI/UXデザイナーになるのに必要なことを理解したら、早速デザインをはじめてみましょう。BONOのロードマップでは、この考え方に沿ってデザインの学習が行われています。各コースでデザインの勉強を独学で学ぶことが可能です。具体的な学習方法と進め方については、BONOのデザイナーになるロードマップを参照してください。
UI/UXデザイナーになるための学習は、独学でも可能ですが、適切な指導とフィードバックがあれば、より効果的に学ぶことができます。それがBONOの提供するロードマップの役割です。自分のスキルを磨き、キャリアを築くための最初の一歩を踏み出しましょう。
この記事はBONOロードマップを始めるために読むべきコンテンツです。
コンテンツの一覧はこちら。
この記事ではソフトウェアデザイン経験10年以上のカイクンが運営する「BONO」が考える、未経験からでもUIUXデザイナー転職を可能にしている「ロードマップ」について説明します。
UIUXデザインコース
→ロードマップをカリキュラムに落とした、未経験からでもUIUXデザインの基礎が身につくコースです
https://www.bo-no.design/rdm/roadmap-uiuxdesigner
UI/UXデザイナーとして未経験から現場で活躍できる、採用されるデザイナーに必要なスキルを定義しそれを身につけるための4つのコースで構成されたロードマップです。完了までにデザイン未経験者は10ヶ月ほどを想定したものです。残りの2ヶ月で転職活動をしてちょうど1年ぐらいでの未経験転職を想定した内容になっています。また未経験者を想定していますが、現場に入った1-2年目のデザイナーで基礎が備わってない人にも有効なロードマップになっています。
ロードマップの開始点は、UI/UXデザイナーとしての基礎スキルを身につけること。デザインツールの習得から始まり、3つの基礎領域を学び抜き、最終的には自分だけのオリジナルのデザインアウトプットを生み出すことで、自分の能力を示すポートフォリオを作成します。
BONOのロードマップは以下の2つを参考にして作成しています!
結果として、ロードマップをしっかりやって自分のポートフォリオを作成した人はちゃんと未経験から転職できているのを確認しています。年齢も今までの経歴も関係ないと考えています。
未経験で現場に入るために必要なのはシンプルに「この人はうちの会社に入ってもデザイナーとして動き始められそう」と思えてもらえられるかどうかです。
10年の現場経験
大手のメガベンチャー(旧 mixi)に新卒で入社して、黎明期のNewsPicks社に最初のプロダクトデザイナーとして入って上場を経験したり、鳴かず飛ばずのスタートアップ立ち上げ、フリーランスを経験して来ました。その中で、若手でも良いデザイナーというのは”自分で考えてアイデアを出して、デザインで現場を動かし良いサービスを作るのに貢献できる”人でした。
もちろん完璧にできている人ばかりじゃないといけないわけではないです。ただ、デザインを作るだけと考えていたり、作成したデザインアイデアに幅がなくチームに示唆を与えられなかったり、なぜこのデザインか?を伝えられないと、メンバーに貢献できず良いサービスづくりにつながるデザインがやりづらいです。
未経験のレベルでもこのポテンシャルがある。と思ってもらえるようなスキル開発が必要だと考えました。
実際に転職した人のポートフォリオを研究して作成
自分の現場経験からだと主観になってしまうので、実際に未経験で転職した人をnoteで検索したり、Vivivitのポートフォリオから探しました。そこで見えてきた共通項、つまり身につけるべきデザインスキル、ポートフォリオに掲載するアウトプットのクオリティをロードマップ作成に活かしています。
そこで見えた来たのは
この3つが見えて来ました。そしてこれらのスキルは現場に必要な”自分で考えてアイデアを出して、デザインで現場を動かし良いサービスを作るのに貢献できる”というものにも合致している考えました。
この3つはロードマップで身につけるべき基礎スキルになっていて、各コースに取り組むことで一通り経験することができます。
これらの考え方をベースに逆算してストレートに必要なスキルが身につけられるようなロードマップを構築しています。
ロードマップは大きく3つのフェーズに分けられます。まずはデザインツールに慣れ、次に3つの基礎領域を体得し、最後にはポートフォリオを作成して採用活動を行います。
重要なのは、全てを一度で完璧に理解・習得することを目指すのではなく、何度も繰り返し学ぶことによって基礎を身につけることです。
3つの基礎コースでは、各領域の基本的な知識やスキルを学びます。各コースを進むごとに、困難な課題(これをボスと呼びます)を解決し、新たな能力を身につけていきます。この基礎を体得することで、初めて真の意味でのUI/UXデザインの世界に足を踏み入れることができます。
このロードマップを進むことで、デザインに対する理解が深まり、具体的なスキルが身につきます。そして、それぞれのフェーズで学んだことを活かして、自分だけのデザインを創造し、それをポートフォリオとして形にすることで、UI/UXデザイナーとしての自身の価値を示すことができます。
未経験から始めるUI/UXデザイナーへの道のりは、決して平易ではありません。しかし、このロードマップがあれば、道筋が明確になり、必要なスキルを確実に身につけることができます。スキルを磨き、挑戦を続けることで、あなたもきっと素晴らしいUI/UXデザイナーになれるでしょう。
フェーズ1ではデザインの世界に足を踏み入れるためにデザインツールを学びます。
UI/UXではFigmaというデジタル上のデザインに強いツールが重要です。そのためこのFigmaの操作に慣れることをフェーズ1では目標にしています。
Figmaの基本的な使い方を習得する
具体的には、既存のUIをトレースしてデザインしながらFigmaの使い方を習得します。実際に作ることになるUIを題材にFigmaを学んでいくので同時にUIの勉強もできるのがポイントです。
→学べるシリーズ : Figmaの使い方入門 / Figmaの使い方初級
ゴール:1画面ゼロベースでUIをデザインしてみる
自分の力で初めてのUIデザインを作り上げるのをフェーズ1のゴールにしています。といっても全くゼロから生み出すことはまだやりません。デザインの基本は模倣です。既存のUIを調べて観察して自分でデザインすることを行います。
⏩ BONOでこのデザインを学べるコース:
はじめてのUIデザイン
https://www.bo-no.design/corse/uistarter
新しい環境やツールに慣れることは難しいかもしれませんが、新しいことを学ぶ楽しさを感じてみましょう。
フェーズ2では本格的にUI/UXデザインを学びます。3つの基礎である「ビジュアル」「UX」「インタラクション」をコースに沿ってデザインしながら身につけていきます。
それぞれ関係はしているが新しい考え方のスキルになります。この3つが揃った状態ではじめてデザインを見る目が養われ、UI/UXデザインを正しく行うことができます。そのため3つの基礎を完璧に抑えるというよりかはまずは視点を得るためにとにかく量をこなして進めていくことを強く推奨しています。
以下の3つの基礎をマスターすることが目標に3つのコースに沿ってデザインしていきます。
⏩ BONOでこのデザインを学べるコース:
基礎A : UIビジュアル基礎コース
https://www.bo-no.design/corse/uivisualstarter
基礎B : UX入門コース
https://www.bo-no.design/corse/uxbeginnercourse
基礎C : 情報設計入門コース
https://www.bo-no.design/corse/infomationarchitecturebignner
フェーズ3は、これまでに学んだことを活用し、自分自身のスキルを具体的に示す作品を作り上げるステージです。ここでは、自分だけのオリジナルのアウトプットをデザインし、それを通じて、自分のデザインスキルを明確に示すポートフォリオを完成させます。これは、あなたがこれまでに身につけたデザインスキルを全て用いて自分のアイデンティティを表現する場所です。
そして、ポートフォリオの作り方については、特別に用意した動画があります。ここでは、ポートフォリオの役割、目指すべきレベル感、そして具体的なポートフォリオの内容のイメージなどを詳しく説明しています。
以上がUI/UXデザイナーへの道のりを照らすロードマップ全体の流れです。このロードマップを通じて、UI/UXデザインの世界を経験し、磨き上げられたスキルと自信を身につけることができます。新たな挑戦が始まりますが、このロードマップがあなたの成功に向けた確かな指針となることを願っています。
⏩ 実物見せます!!未経験からUI/UXデザイナーになるポートフォリオのつくり方。ポートフォリオの作り方はこちらの解説動画を観よう。********https://www.bo-no.design/contents/portfolio-01
「はじめてのUIデザイン」コース
まずはFigmaの使い方を身につけよう
デザインを扱う人になるためにはデザインツールの習得は必須になります。単純に作るためのツールだけではなく、自分の思考を具現化する”手の拡張”となります。(ハンター×ハンターでいうクラピカの鎖みたいなものです)デザインを始める際はまずここからスタートします。BONOではデジタル領域を対象にしているのでFigmaというツールを推奨しています。
まずはFigmaのシリーズを通して扱い方に慣れていきましょう。ツールは理解するというより使って慣れて行く方が100倍効率が良いと思います。とにかく動画の内容を真似して扱えるようになりましょう。
UIを真似して作ろう
Figmaに慣れてきたらUIのトレースをいくつかやってみましょう。普段見ているだけだったUIを自分自身で作る体験をいくつかやるとUIをデータに起こすという感覚に触れていけると思います。最初はなんか変な感じがしますが、デザインをはじめているという感覚です。
最後は「はじめてのUIデザイン」シリーズに取り組み、UIの仕組みを知りつつ連絡帳のアプリをマネしてデザインしていきましょう。最後にあるページUIを自分自身でゼロから作ろう!というボスが登場します。既存のアプリUIを自分で真似して完成させましょう。
マネすることまずは慣れていくのがとてもデザイン上達にとって有効です。その基礎をここで実践していきましょう。
ここまでを1-2ヶ月で行うのをお勧めします。
UI/UXデザインを本格開始。3つの基礎を3つのコースで体得する
基礎として通るべき3つの基礎スキルを通りましょう。UI/UXデザイン初心者にとって必須の基礎スキルです。これらの3つが揃うことで初めてUI/UXデザインを行う視点を得ることができスタートラインに立つことができます。
→ 3つの基礎スキルについてはこちらの記事をお読み下さい
基礎コースA : ビジュアル基礎コース
UIの見た目をデザインする基礎を学びます。見た目のデザインに関する基礎知識をつけながら実践して身につけます。コースの最後は「音声SNSアプリ」をデザインすることで、UIのビジュアルスキルの定着を行います。グラフィックデザインと被る部分もあるのでそこも一部やります
▼ 学べること
基礎A : UIビジュアル基礎コース
https://www.bo-no.design/corse/uivisualstarter
基礎コースB : UX入門コース
プロダクトの基本は顧客を主語にデザインしていきます。顧客が定まるからこそ、UIがどうあるべきかがデザインできるという”プロダクトUXデザイン”の基本を学んでいきます。習得の難しい分野ですが、実際に1人をヒアリングをしてその人のゴールや感情を理解してゼロからサービスのプロトタイプを作るお題を通してUXスキルの基本を習得します。
▼ UXデザインの超基本的なスキルを実践を通して学習します
基礎B : UX入門コース
https://www.bo-no.design/corse/uxbeginnercourse
基礎コースC : 情報設計基礎コース
“要件” : 定められたユーザー、ユースケース(サービスを扱うシーン)、内容に合致した具体的な形をUIに落とすことがUI/UXデザイナーとしてまず最も求められる能力です。要件からそれに合致するUIをデザインするやり方をこのコースでは学びます。コースで学んだことを使ってコースの最後には「出張申請ソフト」の業務系のアプリケーションをデザインします。
▼ このコースで学ぶことは以下のような内容になります
基礎C : 情報設計入門コース
https://www.bo-no.design/corse/infomationarchitecturebignner
採用面接を受ける際、相手に「私にはデザインスキルがあります!」を示す必要があります。デザイナーは専門職なので”どういうものをデザインしてくれるか”が伝わることで、相手もはじめて興味を持ち話をしようという気になります。そのため自分がデザインしてきたものをまとめた『ポートフォリオ』を作成する必要があります。
BONOロードマップでは3つの基礎をメインで通ります。この3つの基礎が現場で示すべきデザインスキルと同義です。なので3つの基礎で身につけたそれぞれのスキルをポートフォリオに載せるアウトプットで使い、自分のデザインをまとめる必要があります。
ポートフォリオの準備ができたら面接に挑む準備は完了です。ポートフォリオを共有しつつ、採用面接に挑みましょう。
ここでは、デザイン学習を効果的に進めるためのスケジュールの一例を紹介します。人それぞれ学習のペースは異なりますが、このロードマップがあなたの学習の目安となることを願っています。
このロードマップは、スキルを身につけて内定を得るまでの約1年間を想定しています。もしもあなたが仕事をしながら学習する場合は、平日は1日最低1時間、平均で2時間の学習時間を確保しましょう。また、休日の半分をデザイン学習に充てることをお勧めします。詳しくは**学習のコツ**もご参照ください。
最初の1ヶ月は、Figmaの使い方に慣れ、デザイン学習の環境を整えることに専念します。その後の1ヶ月では、UIトレースをベースに「はじめてのUIデザインシリーズ」を完了し、UIの作り方を学びます。
このフェーズでは、UI/UXデザインの3つの基礎を身につけることに焦点を当てます。ここが最も大変なステージとなるでしょう。各コースを約2ヶ月で完了する目安にし、最終アウトプットをデザインすることをゴールに設定します。ここでは完璧を目指すよりも、全てを終えることを重視しましょう。
最後に、あなたが身につけたスキルを活かしてポートフォリオを作成し、転職・就職活動を始めます。また、企業によっては未経験者の採用に対するスタンスが異なるため、多数の企業に応募することをお勧めします。
もし1年間の学習時間を確保するのが難しい場合は、まずはポートフォリオ作成に集中しましょう。あなたのスキルを示す最善の方法は、質の高いアウトプットを作り上げることです。そのため、ポートフォリオ作成を重視したスケジュールを立てることをお勧めします。
デザインの現場感を理解するには、直接経験するのが最善です。ポートフォリオがまだ完成していなくても、途中のアウトプットを元に面接やカジュアル面談を受けてみると良いでしょう。それによって、現場が何を求めているのか、また、どのような質問がされるのかを体験できます。これはあなたのやる気やモチベーションにもつながるはずです。
最後に、このスケジュールは一例に過ぎません。あなた自身の学習スタイルやペースに合わせてカスタマイズし、自分にとって最適な学習スケジュールを作成してください。
デザインは細部にまでこだわれる分野です。しかし、そのこだわりが深まるほど、完成までの時間は無限に広がります。初めてのデザイン学習で完璧を求めるのは、難易度が高すぎます。そこで大切なのが、「3つの基礎スキルを早めに身につける」という考え方です。
基礎的な要素を理解することが大切です。3つの基礎要素が揃ってはじめて、より良い形でUI/UXデザインができるようになります。まずは、これらの基礎を理解し、手を動かすことから始めましょう。
デザインは無限にこだわることができる分野ですが、それが良い結果をもたらすとは限りません。デザインスキルの向上は時間とのバランスが重要です。時間をかければかけるほど良いものができるわけではありません。
自分自身をデザインするように、学習の期間やスケジュールを計画しましょう。これにより、自分のリソースを最適に活用し、効率的に学習を進めることができます。
また現場でもタイムリミットは存在します。自分でデザインのスケジュールを組んで限られた中で最大限のデザインをするための方法を毎回決めることになります。その練習も兼ねて今のうちから自分で自分のデザイン作業を設計する癖をつけておきましょう。
BONOでは文章で学習の記録を取りセーブデータを残して行くことをお勧めしています。
理由としては以下です。
無理に文章にする必要はありませんが、自分の振り返りも兼ねて文章を残しておくと、それが後々自分の財産/資産になり自分を助けてくれる時があるでしょう。
以上です。楽しんでデザインを学んでいきましょう〜!
この記事はBONOロードマップを始めるために読むべきコンテンツです。
コンテンツの一覧はこちら。
未経験からデザイナーになるときの最終目標について話しています。
漠然と知識をつけていくのもとても大事なのですが、最終的には「3つのアウトプット」を採用基準でデザインする必要があります。
BONOでは知識面もガッツリ解説していますが、それを使いつつ”ゴールとなるアウトプット”に近いものをコツコツデザインしていくのが近道かなと思っています。
それがポートフォリオになって、応募時に”デザインができそうな人かどうか”を判定する材料になります。
逆にいうとデザインしたものがなかったり、相手が求められているものとずれていると1次面接にも辿り着けません。
というわけで!まずはこんなの作るんよ〜を知っておきましょう。
❐ Akihiroくん(ポートフォリオ使わせてもらったBONOメンバー)
-------------------------------------------
↓ポートフォリオ
https://www.resume.id/akihiro_matsu
↓Twitter
https://twitter.com/akihiro_matsu
どれぐらいのレベルでこれをやらなくちゃいけないのか?
と基礎の勉強などをやっていると思うのでしゃべってみてます。
顧客理解の部分は完璧にできなくてOKです。仕様や要件も完璧に固められる必要はないですが、その要件をUIにする部分は自分で提案を自走できるレベルでできている必要があります。
クオリティはめちゃくちゃ高いわけではなく、ある程度筋の通ったUIを提案できるレベルです。それをもとに他のメンバーと議論ができ、漏れてる部分は改善して1つのUIを作っていける状態が相手にイメージできたらOKです。
まあ、とりあえずデザイン、頑張っていきまっしょ〜!
やりながら不安になる人もいると思うので理由を話しています。
これらのポイント=デザインを考える大元の流れと一緒になっているのが3つのアウトプットを作る理由です。
3つを作ると一通りこのフローを通っていることになっています。
UIデザイナーになるまでの道のりはちょっと長いです。
とても長いわけではないですが、1人で続けるにはなかなかの力が必要です。
最初はやる気があっても次第に「次何やればいいんだっけ...?」となると思います。
なので、ここで紹介している道のりと、それぞれのフェーズや内容で示している”ゴール”をまずはやり切ることに専念してみてください。
細かいレベルを上げるのも大事ですが、まずは大枠を通りつつ、ゴールを理解すると、何をするべきか、何が自分は弱いのか、見えやすくなると思います。
まずは何にもわからないところから始まると思います。
UIデザインに必要なことをとにかく手を動かして慣れていくことが重要です。ツールの使い方を覚えながら、UIを模写したりして、とにかく慣れましょう!
Phase2では3つの基礎を通ることを紹介しています。
この3つ、1つずつは結構重いと思います。基礎の1つ1つをクリアすることを目標にしてまずは進めてください〜!
基礎1つずつやっていくと「これ完璧に覚えないといけないのかな?」と思うかもしれませんが、とりあえず通ることをお勧めします。
というのもデザインはスポーツみたいなもので”理解できたらボールが正確に扱える”ものではないです。
やる量が増えていくとだんだんと理解できていく。そういう類の技能になります。
なのでまずは知ること、使うことをここでは重視してください。
細かい理解は可能ならやる。まずは通る。全体像を掴むことで”UIを作ることがどういうことなのか”が体で理解できると思います。
そうなると成長のスピードがぐんっと上がります。なぜなら”なぜXXXが必要か”を体レベルで理解できるようになってくるからです。
なので、騙されたと思って、まずは3つの基礎を通ること、とりあえずやってみること、これに専念してみてくださいね〜!
基礎を通ったら、それを使ってとにかくデザインする量を増やしましょう。
やり方を忘れたら振り返ったり、調べたりして、1つずつ真似して引き出しを増やしていきましょう。
1度通った基礎を使うことでどんどん自分の中に落ちていくと思います。
レベル上げをしながら、面接で見せるポートフォリオに載せられるアウトプットを磨いていきましょう。
デザインスキルは多くの人が学校でやってきた勉強とは異なります。むしろこっちの方が”学習”に近いのかも知れません。デザインは暗記する理解するあまり初学者に意味はなく、手を動かし”デザインをすることで初めて理解することができ、身に付く”分野です。
ここではデザインを勉強する、かつ、BONOのロードマップを進める上で大切なことを抜粋して書いていきます。
我々の周囲は、「効率的な学習法」や「避けるべきデザインの失敗3選」など、目を引くタイトルの情報が溢れています。しかし、私たちはこう言います:初心者が効率を気にする余裕などありません。それは何も知らないからです。何も知らないのに効率を気にして行動できない、幅が狭いと学びが少なくなります。効率を気にするのは
知識を蓄えるためには、失敗を経験し、その中から学びを得ることが必要です。そうした経験を通じて自分の行動やデザインから「気づき」を得るのが「学習」であり、単に効率良く情報を覚え込むこととは違います。行動を起こし、そこから学び、その知識を用いてより良い方法を見つけ、実行する。これこそが真の学習であり、スキルを磨く上での重要なポイントです。
ですから、たくさんのデザインを作り、そこから自分自身で学びを得る。これを繰り返すことで、自分なりの「効率的なやり方」を見つけ出すことができます。つまり、まずは行動し、試行錯誤することが求められるのです。
たくさんのデザインを作り出すことで、自分の作品を客観的に分析し、より良い方法を学び取る機会が増えます。そのやり方を試して自分のものにし、そして失敗する。その失敗から学び、成功につなげる。この一連の過程が、あなたの成長につながるのです。
だから、自由に手を動かしてデザインを作りましょう。思考することは大切ですが、私たちは天才ではありません。世の中に正解なんてものもありません。僕たち一般人にとっては、行動することこそが最も活動的な思考を生み出す要素になります。
そのためにデザインに興味を持ったなら様々なデザインを知りましょう、作りましょう。BONOでは体系的にまとめてくれていますがそれも狭い範囲です。やるべきことは理解しながら自分の好奇心を広げながらデザインする量を増やすことであなたの世界が広がります。
さあ、デザインを作り始めましょう!
デザインの学習は、身につけることが目的の教科書的な教育とは一線を画します。その違いは何でしょうか?答えは、覚えることや理解することを超えた領域に存在します。それは、作り上げながら"気づき"を得て、その気づきを次に活かすプロセスを経ることです。
BONOでは、私が言葉にして教えることが多いですが、初学者の皆さんにはそれを完璧に理解することは求めていません。大切なのは、「何となくこれが良い」ではなく、「これは〇〇がXXXだから良いのかも?」というような"気づき"を持つこと。これがデザインスキルを学んでいく過程での、あなたの成長の証となります。
デザインの世界では"目"が最も重要なツールとなります。自身が作り出すことで、普段目にしていたアプリの中に隠れていた線やサイズ、関係性に初めて気づく瞬間が訪れます。それこそが"気づき"の瞬間です。"目"を磨き、"気づき"の状態を保つことで、良いデザインを生み出すことが可能になります。経験を積むと、画面を見るだけで「これは大体Xpxくらいだな」と感じることができるようになります。
ですから、私が動画で語っていることを一生懸命覚える必要はありません。同じように"気づき"を得て、それを試しながら自分の頭で考え、身体で感じることが大切です。
完璧を求めることはやめましょう。全てを理解しなければならないというプレッシャーは、ここでは意味を成しません。"気づき"は作り出すことで初めて得られることが多いのです。デザインは「できない」ことが当たり前の分野なので、そこに頭を悩ませることなく、作ること、目を使うこと、気づくこと、試すことを意識し、その一連のプロセスを続けてみてください。
デザイン学習は線路上を進む旅ではなく、未知の海を探検する航海のようなものです。その海図は誰もが同じではなく、各々が自分だけの海図を描き上げていくものです。その海図を描くための道具は"気づき"であり、その"気づき"が航海を進める風となります。
だからこそ、完璧な理解や100点満点を追い求めることからは解放されます。それよりも大切なのは、自分自身がデザインを通じて何を"気づき"、どのように成長していけるかです。そしてその"気づき"は、何よりもデザインを作り出すことから生まれます。
デザインを始めた最初は"できないこと"を多く感じるかも知れません。ただそれを恐れることなく、作ること、目を使うこと、気づくこと、試すことを意識して続けてみてください。それがデザイン学習の最大のコツであり、最短の道です。
探検の船出は難しいかもしれませんが、その先に広がる未知の海の美しさ、自分だけの海図を描く喜び、それらが待っています。私たちBONOはあなたの航海が成功することを心から願っています。あなたの"気づき"の航海が、素晴らしいデザインの世界へと続くことを信じています。
航海に必要なのは完璧な準備ではなく、勇気と"気づき"を持って進む心です。さあ、あなたもこの航海に出発しませんか?
このセクションでは新しく身につけるスキルがどういう形で成長するのか個人的な考えをまとめたいと思います。
時間をかけたらかけた分成長すると普通は思う人が多いと思いますが、実はそんなことはないと考えてます。
みなさんスキルはどういう風に伸びると思いますか?時間や労力をかけたらかけた分だけ真っ直ぐ伸びるイメージをしますよね?
これ全然そんなことないんですね。元ネタの学者を探すことができなかったのでドラゴン桜でも同じことを言っていたのでそれを引用しますが、こんな感じが成長曲線です。
後半急に伸びてますよね?
イメージですがこんな感じでデザイン力も伸びを実感することになるでしょう。
なぜか?理由はシンプルで「全く知らない分野を学んでいるか」なんですね。かつ、「業界特有の知識や考え方がベースになる」ので、それが身についてない間は理解することが多く伸びを実感しづらいです。ロードマップで3つの基礎の話をしていますが、それぞれの基礎は関連してますがそれぞれ新しい要素です。他の基礎をやってきたからと言ってスグにはできないでしょう。
そういう形なので、最初はかけた時間に対して「これ才能あるんかな…やってる意味あるんかな…」と思うことが多いです。
逆にいうとしっかり時間を投下してあげないと芽が出ないんですね。でもそのあと芽が出たらこっちのもんです。インターネットとデザインを武器にして、いろんな部分に転用できる武器が手に入ると思います。
なので真っ直ぐ伸びない、最初は伸びるまで時間が掛かる、投下する必要があると思って、とにかく量をこなすことがコツになります。理解する喜びではなく新しい分野を知り、今までの自分にはなかった概念に気づく喜びを得ていけると理想かなとは思います。
ただそこまでいかなくても、スグには伸びない、理解して伸びていくために最初は負荷をかけ続ける必要があるということを理解してもらえれば、スグに上手くいかないことにもめげずに進めていけるのではないでしょうか。何にせよ気づきを得ながらコツコツ続けていくことで少しずつデザインの海は広がっていきます。
ロードマップの進め方では、完璧に進めるのではなくまず3つの基礎をなるべく早く経験することを推奨しています。これもこのグラフと関係していて、基礎が揃わないとUI/UXデザインをちゃんとできる素地が出来上がらない、つまり伸び率が悪くなるということなんですね。
逆にいうとその基礎を身につけるまで時間もかかるし、新しい分野の話が多く出てくるのでしんどい部分は多いと思います。BONOのメンバーであれば質問はできますし、勉強会の時間を使って相談することも可能です。めげそうになったらコミュニティの力を借りて好奇心マックスで進めましょう
内容:料理を作るとき、初めて作るレシピは一から考えるのではなく、既存のレシピを参照することから始まることがほとんどですよね。デザインも同じです。
自分だけのオリジナルなデザインを作り出す前に、まずは既存のデザインを学び、理解し、模倣することが大切です。
世の中にあるさまざまなデザインから自分の目の前にあるデザインしなくてはならないものの参考になるものを常に探すことは必須です。アニメや漫画で先祖の力を借りて敵を倒すのに似ています。アイデアは受け継がれて来てますし、オリジナルを作るには既存のアイデアの組み合わせが必要です。
「でもそれって盗作じゃない?」と思うかもしれませんが、ここで理解しておくべきなのは、オリジナリティとは既存の要素を新たな形で組み合わせ、それが新たな価値や意味を生み出すことだということです。
それを考えれば、デザインの世界での"模倣"はまさにアーティストのようなもの。キュビズムの先駆者であるピカソも、彼の独特なスタイルを生み出す前には、一流の写実的なデッサンを学びました。彼は既存の技法を"盗み"、それを自分のオリジナルな表現に昇華させたのです。
だから、まずは周囲のデザインを見て、触って、理解しましょう。それらをあなたの"引き出し"にし、それを基に自分なりの解釈やアイデアを形にしていくのがデザインの学び方です。これにより、自然と"気づき"が増え、あなたのデザインスキルは確実に向上していきます。
また、新たなデザインを生み出す際には、似たようなデザインや仕組みが既に存在しないか探すことも大切です。その視点を持つことで、さまざまなデザインに対する理解が深まり、あなたのデザイン力が更に強化されます。
以下の本には全く同じことが書かれています。ぜひ読んでみるのをお勧めします。
『水野学 センスは知識からはじまる』
https://www.amazon.co.jp/センスは知識からはじまる-水野-学/dp/4022511745/ref=pd_lpo_sccl_2/357-0133549-0840808?pd_rd_w=rVjhp&content-id=amzn1.sym.d769922e-188a-40cc-a180-3315f856e8d6&pf_rd_p=d769922e-188a-40cc-a180-3315f856e8d6&pf_rd_r=YV1RKBCD5Q3E3S9Y19H6&pd_rd_wg=DvQFC&pd_rd_r=5db07ecb-2927-489e-8e63-6a4f94ee641e&pd_rd_i=4022511745&psc=1
『クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST "君がつくるべきもの"をつくれるようになるために』
https://www.amazon.co.jp/クリエイティブの授業-STEAL-ARTIST-君がつくるべきもの-をつくれるようになるために/dp/4788908050/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=1HVVWVVZ8JF07&keywords=steal+like+an+artist&qid=1683858111&s=books&sprefix=steal+like+an+arti,stripbooks,272&sr=1-1
『アイデアのつくり方』
https://www.amazon.co.jp/アイデアのつくり方-ジェームス-W-ヤング/dp/4484881047/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=2EQ1TY8A5SPHT&keywords=アイデアの作り方&qid=1683858148&s=books&sprefix=アイデアの作り方,stripbooks,329&sr=1-1
デザインの学びは、まるで巨大なパズルを解くようなもの。まずは小さなピースから始め、徐々に大きな絵を描き上げていくのです。そしてそのパズルの答えは一つではありません。あなたがどのようにピースを組み合わせるかで、無限の可能性が広がっています
デザインを見る”目”があなたのデザインを作ります
BONOやってればOK。なんてつまらないことは考えないでください。デザインに範囲はありません、制限もありません。ただ対象にするユーザーがいてその人が喜んで世の中もハッピーに循環する仕組みがデザインできればなんでもアリです。
自分が対象にしたいデザインが世の中的にどんなものがあるのか?どうなっているのか?毎日探求しましょう。スマホアプリであればアプリストアに行けば無限にアプリはあります。ランキングの上位からどんどんDLしましょう。ITのニュースサイトやTwitterの詳しい人から日々新しいサービスの情報を仕入れましょう。そこでどんな UIでどんな体験になっているのか触って気づきを得ましょう。
BONOでは様々なデザインを教えていますが基本的には参考にするデザインを横に置いてデザインする。を何回も唱えています。
まだデザインを始めてない人には少し遠い話かもしれませんが、見た目を作るデザインの参考には大きく分けて「土台」の参考と「見た目」の参考を切り分けることができます。これはデザインする流れと一緒で切り分けられる考え方になります。
デザインを参考にするとは?という問いのためにそのやり方もBONOでは解説しています。今見ても良いですし、自分でデザインを始めた後に思い出して立ち返っていただけると嬉しいです。
□ 前編
学び方:誰も教えてくれない参考デザインの使い方 | BONO
□ 後編
学び方:誰も"見せて"くれない参考デザインの使い方 | BONO
基本的には自分で掘る遊びを覚えていきましょう。これらはそのとっかかりです。
UI
グラフィック(サイトやバナーなど)
IT業界を知ろう
会社を知る
成長曲線の話でも出しましたが、最初は投資期間になります。新しいものだらけで思ったように成長しません。なので特に最初の1-3年ぐらいは時間をかけるとその分後の伸び率が上がる傾向にあります。
特に最初の半年。挫折することが多いでしょう。それぐらいUI/UXデザインは全くITにもデザインにもふれて来てない人にとっては複雑だし、慣れないといけないものも多い分野です。なので”何かを捨てましょう?。相当頭が良く効率的にできる人以外は何かを犠牲にしないと、時間を確保し新しいスキルを身につけることは難しいと思います。
例えば、休日/連休を捨てる。会社の評価を捨てる(さっさと退社して勉強する)。ゲームを捨てる。などなどです。何かに割いてる時間をデザインスキル習得に回さないと継続することもスキルが華開くのも難易度は高まります。
今の状態のまま成長できるのが理想ですが、お金を使って時間を買ったりと、何かしらオプションを駆使しないと難しいことが一般的です。何かを捨て何に時間を当てるのか、計画を練り直すのをお勧めします。
僕がYoutubeをはじめた時は土日はずっと撮影と編集をしていました。最初なんて動画に触れるの初めて、カメラも初めて、誰もいない部屋でカメラに向かって10分喋るのも初めてです。10分の動画を撮るのに1-2日本気でかかってました。色が悪い、全然喋れてないなのでリテイクも何度もやって、だけどクオリティが低い…とこからスタート。しかも再生数は1とか5とか笑
僕はとにかく10本動画出すまではやり続けようと決めてやりました。おそらく3ヶ月ぐらいかかった気がします。それまで少なくとも土日は夜以外はほとんど撮影と編集と更新作業をやっていました。それでちょっと上手くなれたかな?という程度のレベルです。今は2年ぐらいやっているので大分慣れているので1時間さっと喋って2時間で編集なんてできるようになりました。ただこれも最初の投資期間があったからだと思ってます。最初から今のレベルは無理ゲーでした。
新しいことを身につけるには時間投資が必要という話で響く部分がありましたらぜひ時間配分をデザインし直してください。そして分かりやすい目標を決めて走りましょう。
ロードマップをやっている方は各コースや、目標アウトプットが参考になると思います。ぜひ参考にしてみてください。
デザイナーになるためには、「デザインしたアウトプット」が全てであり、作る量こそがデザインスキルを磨く鍵となります。
したがって、「次に何をデザインするか」を明確なゴールとして設定し、自分の時間とエネルギーをその目標に向けて集中することが、効果的なデザイン学習を進めるための戦略です。具体的なアウトプットを目指すことで、何をすべきかが明確になり、それに向けて必要なインプットも自ずと明確になります。これにより、「インプットのためのインプット」に陥るリスクも軽減されます。
ロードマップでは、「ボス戦」の比喩を用いて具体的なアウトプットゴールを設けています。それを自身の目標として設定し、その達成に向けて学習を進めることがおすすめです。
「次に何を作るのか、何をデザインするのか」を自分自身で決めて進めていくと、学習プロセスがよりスムーズに進行しやすくなるでしょう。
以上です。楽しんでデザインを学んでいきましょう〜!
この記事はBONOロードマップを始めるために読むべきコンテンツです。
コンテンツの一覧はこちら。
「えっ、もう月末?時間があっという間に過ぎてしまう…」そんなあなたに、計画を立てる意義をお伝えします。計画を立て、目標を設定し、その達成のために自身を改善していくことで、日々の成果が明確に感じられるようになります。
このプロセスは自己理解に繋がり、その結果として強い自己成長をもたらします。そこには力があります。
新しい分野への挑戦は、「前回何をしたのだろう」、「なぜこれをやっているのか」を常に意識する必要があり、それは難しいことです。なぜなら、それはまだ私たちがなじみのない領域だからです。
その挑戦の第一歩を軽やかに踏み出すためにも、明確な目標が必要です。具体的な「今日はこれをやる」を持つことで、行動を開始するスピードが上がります。行動を始めれば進むことは意外と容易です、その一歩を踏み出すことが重要なのです。
目標を立てると、自身と目標との間のギャップが見えてきます。多くの人は高い目標を設定する傾向があり、そこから学ぶことは多々あります。しかし、「どうして達成できなかったのだろう?」を考えることで、自己理解を深め、その力があらゆる挑戦に対する強さに変わります。
自己の成長のための最適な方法を探求し続けることで、人間は進化し、思考は活性化します。自分が作り出したデザインを評価し、問題点とその解決方法を探ることで、更なる成長を促します。
目標設定において大切なことは、具体的に「作るもの」を決め、
それに対する期限を設定することです。それにより、作り切ることが目標達成となり、具体的な行動が求められます。実体のある目標は、達成度や必要な手段が明確になります。
一方、「〜〜を覚える」や「〜〜を達成する」など抽象的な目標は、具体的な行動や評価が難しいです。デザイン初学者にとっては、具体的な作品を目標とし、それを完成させることを目指すことをお勧めします。
期限を設定することで、時間との戦いが始まり、集中力が増します。一方でストレスも増しますが、一定のストレスは集中力や成長を促す要素でもあります。
期限を設けないと、日々の行動があいまいになり、自分自身の進捗を評価するのが難しくなります。明確な日付と目標を設定することで、自己成長を助けるエネルギーを引き出すことができます。
目標を設定したら、いつ行動するのかを考えましょう。ある程度、時間的な投資が必要なので、具体的な時間帯を設けることをお勧めします。
「平日」と「休日」でデザイン学習する時間帯を決め、1日のうちに確保する時間を自分で設定しましょう。
目標設定と実行のサイクルは、自身が管理できる時間感覚で設定することが重要です。長期的な計画を立てるより、月や週単位での目標設定と振り返りのサイクルを設けることをお勧めします。
自身の行動を振り返る習慣をつけることで、自分自身の成長を促し、レベルアップのチャンスを自分でデザインできるようになります。
BONOのコースやシリーズの「進め方」に、”何を作るのか”、”目的は?”などある程度書かれていると思います。この”作るもの”を目標にして、計画を立てるのがBONOのロードマップやコース、シリーズではおすすめです。
理解をするというより、”作りながらでしか理解できない”ことがデザインには多いです。ただ作るのではなく、考えながら作ることで最も効率よくレベルアップすることができます。
作り続けても自分のアウトプットを振り替えられなかったり、ダメ出しできないと成長しないのでしっかり終わらせる期間を決めます。
目標を達成する締め切りもちゃんと決めましょう。BONOにも目安の期間が書かれています。全体的に短めに設定してはいますが、それぐらいしっかりやるというより”言われた知識を使って、考えながら、『作ること』”に時間を割いて基礎を身につけてくれ。というメッセージにしています。
とにかく形にする→自分で自分のものを叩く→改善するというのを作りながらやるサイクルを計画で実現していくことができるとベストです。
やっていてわからないこと、自分で考えても叩ききれないことなどはコミュニティを活用してください。
内容がわからないと目標も締め切りのイメージも持ちづらいと思います。なので一旦コースやシリーズの内容をざっと見て何をするものかを把握してから進め方を決めるというのもお勧めです。
順番に通りにしなくてはいけないというルールなんてこの世に存在しません。自分の行動も自分でデザインしましょう。皆さんのゴールは必要なスキルを身につけること、デザインのアウトプットを作ることなのでそれが最も効率よく、楽しくできる方法を自分で計画を立てながら立てながらデザインして行って下さい。